Pocket

医療情報技師試験 医療情報システム系の必須問題⑤

医療情報技師 医療情報システム系の必須問題⑤について説明していきます。

お薬手帳

お薬手帳

お薬手帳については、必須問題だというのはやや無理があるのかもしれません。

ですが、平成28年に調剤報酬改定が行われており、現場でのニーズが高く出題される可能性が高いためご紹介します。

皆さんご存知のとおり、お薬手帳は患者さんのお薬の記録がつづられている手帳です。

このお薬手帳を見ながら、薬剤師さんは持参薬の入力を行います。

お薬手帳出題ポイント

①電子お薬手帳

近年、電子お薬手帳が普及されています。

電子お薬手帳は名前のまま、お薬手帳を電子化したもので、スマホで管理します。

薬局でお薬手帳をもらう際に「電子お薬手帳でお願いします」と言うと、QRコードが発行され、読み取ると登録されるという流れです。

お薬手帳の普及を目的に開発され、紙のお薬手帳と同様に扱うことが出来ます。

調剤薬局独自のアプリであったり、日本薬剤師会によるアプリが用いられています。

データフォーマットは、厚生労働省が「JAHIS標準フォーマット」を指定しています。

 

②記載項目

これまでのお薬の内容はもちろん、名前、生年月日、住所などを記載する場所があります。

副作用歴やアレルギー歴なども記載することが出来ます。

③お薬手帳持参により調剤料の割引

割引という表現は不適切ではありますが、薬局の持参した時に負担金が安くなります。

お薬手帳の持参は、義務ではありませんが、持っていた方がお得安全な治療が受けられるようなシステムになっています。

調剤料の割引については、最近のホットトピックスなので書いてみました。

これまでの出題傾向①

問43
「お薬手帳」に関して誤っているのはどれか。番号を解答記入欄( 43 )にマークしなさい。
1) 処方した薬剤名の記載欄がある。
2) 利用者自身が保管して利用する。
3) アレルギー歴や副作用歴の記載欄がある。
4) 患者の生年月日や連絡先の記載欄がある。
5) 薬事法によって作成が義務付けられている。

2014年 医療情報師能力検定試験 医療情報システム系 出題

答えは、5です。

お薬手帳は、患者さんの自由です。持つ必要がないと思えば、持たなくても構いません。

1~4は、まさにその通りです。

これまでの出題傾向②

問17
病棟における持参薬の運用に関して適切なのはどれか。
1) 持参薬マスタにはすべての医療用医薬品を登録した。
2) ジェネリック医薬品は自院で採用しているものに置き換えて登録する。
3) 同じ病院の医師が外来でオーダ発行した内服薬は看護師の判断で与薬できる。
4) お薬手帳で処方内容が確認できれば、薬剤師の判断で同一のオーダを発行できる。
5) 次週に入院予定の外来患者に対し、入院後に使用する分もまとめて外来処方オーダを発行した。

2015年 医療情報師能力検定試験 医療情報システム系 出題

答えは、1です。

この問題はお薬手帳に関する出題ではありませんが、持参薬とお薬手帳を絡めた問題ですので紹介してみました。

入院時の持参薬の確認は必須となっています。持参薬の入力は、持ってきたものをそのまま入力することが基本となりますので、全て医療用医薬品のマスターをもっている必要があります。

また持参薬の継続の可否は、医師のみ権限がありあます。最近では、薬剤師なども代行入力として処方することができますが、あくまで医師の指示の基であるため、4は✖となります。

持参薬の入力を行いますが、DPC病院などでの持参薬の使用は禁止です。

入院で使用する薬を外来で多めに処方し、入院時に使用することは基本的には禁止です(例外あり)。

これまでの出題傾向③

問30
「お薬手帳(電子版)の運用上の留意事項について」(平成27年11月27日 厚生労働省通知)に記載されていないのはどれか。番号を解答記入欄(30)に2つマークしなさい。
1)  紙のお薬手帳を廃止すること
2)  利用者の求めに応じてQRコードを使用すること
3)  データ項目は「JAHIS標準フォーマット」に従うこと
4)  薬剤師が患者の了承なく、お薬手帳の情報を閲覧できること
5)  一人の患者の服薬情報を一元的に閲覧できる仕組みの構築が望ましいこと

2016年 医療情報師能力検定試験 医療情報システム系 出題

答えは、1です。

全ての患者さんがスマホを持っているわけではありませんので、紙のお薬手帳が廃止されることはありません。

近年、お薬手帳に関する出来事が多かったので取り上げてみました。

ここで載せている内容を把握しているだけで充分だと思います。

今回は、医療情報技師 医療情報システム系の必須問題⑤ お薬手帳の説明でした。

お読みいただき、ありがとうございました。

Pocket