今回は、医療情報技師について説明していきます。
医療情報技師とは
医療情報技師とは、
保健医療福祉専門職の一員として,医療の特質をふまえ,最適な情報処理技術にもとづき,医療情報を安全かつ有効に活用・提供することができる知識・技術および資質を有する者
と医療情報学会で定義されています。
簡単に言い換えますと、病院での情報システム(電子化されたカルテ)などを保守運営する人に向けた資格という意味合いになります。
取得するためには、医療 と 情報処理 のどちらの知識も必要となってきます。
国家資格に向けた動きはありますが、現時点(2017年)では民間資格という位置づけです。ネット上で、「簡単だ!!」や「持っててもね~」といった声があり、足の裏の米粒的な資格ではあります。
一般的に会社は医療情報技師の資格取得を推奨していますし、医療関係者(医師・看護師・薬剤師・検査技師)の取得は、非常に重宝されます。
検定料は?
検定料は15,000円(税込)となっています。
参考書籍(公式)
<過去問>
取得するメリット
色々と言われている資格ではありますが、基本みなさん取っています。
取得している方は、優先的に業務の中心的な役割を担うことになります。それが顕著なのは、医療関係者の方です。
医療情報部のトップは、基本的に医師ですし、薬剤師や検査技師も医療情報部に入って業務に携わります。また、病院のお偉いさんが、メディカルスタッフの中からそのような中心的な役割を任せる人を選ぶときには、当然資格を持っている人から選ぶでしょう。
他の人と差をつけたい!医療情報技師という資格は、そんな医療従事者の方には特におすすめです。
医療現場が直面している問題
医療でも電子化が急激に進み、医療関係者とSEのどちらも適応が追い付いていません。
我々の現場でも、SEが
「○○(薬の名前)せいちゅうが~」
という言い回しで話をしている所を見かけます。
正しくは、
「○○静注(じょうちゅう)」ですね。
こういった間違いはしょうがないですが、混乱を招いてしまいます。
SEと医療従事者が最低限の知識を共有するために医療情報技師が作られました。
医療情報技師は、一般的には難易度が高いものとして知られていますが、この資格はしっかりとした勉強法をすれば必ず合格できる資格です!
一発での合格を目指しましょう!
医療情報技師合格のための過去問や勉強法はこちらの記事をご参考ください。

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