医療情報技師 医療情報システム系の必須問題④について説明していきます。
目次
医療情報技師試験 医療情報システム系の必須問題④
標準化規格
検査や病名、医薬品などのデータをレセプトで取り扱うときに作成された分類があります。
複数の領域で存在するので、何となくこれだったかなぁっといった感じで覚えてください。
病名
①ICD-10
「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems(以下「ICD」と略)」とは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類である。
出典:厚生労働省 「疾病、傷害及び死因の統計分類」
手術・処置
①ICD-9-CM
ICD-9-CMとは、疾病分類と医療行為の分類の2つの分類をもつ。
②Kコード
診療報酬点数表の診療行為のうち、手術・処置の領域にふられたコード。最初が「K」となっているため、Kコードと言われる。
臨床検査
①JLAC10コード
JLAC10コードとは、検体検査などを対象としたコードです。
医薬品
①基準番号(通称:HOT番号)
HOT(ほっと)番号は、医療用医薬品に付与した13桁のコード。薬価基準収載医薬品コード、個別医薬品コード、レセプト電算処理システム用コード、JANコードと対応している。
②個別医薬品コード(通称:YJコード)
薬価基準収載医薬品のうちで、統一名収載品目の個々の商品にも別々のコードを付与したもの。同一規格単位内の銘柄番号2桁を使用して、細分化した12桁コード。
③JANコード(医薬品)
いわゆるバーコード。コンビニなどで使うバーコードのことです。平成27年7月よりGS1 Databarに変更になります。
④薬価基準収載医薬品コード
薬価単位に設定されている英数12桁のコード。一般名に対して一つのコードが割り当てられているため、複数メーカーから販売されても同一コードとなる。
今回は、医療情報技師 医療情報システム系の必須問題④ 標準規格の説明でした。
お読みいただき、ありがとうございました。