今回は、医療情報技師の情報処理技術系の必須問題③について説明していきます。
目次
医療情報技師試験「情報処理技術系」の必須問題③
代表的なプログラム言語
恐らくこの問題に関しては、SEさんは勉強の必要はありません。医療関係者で、日ごろプログラムに慣れていない方が対象となります。
出題頻度の高いのは、高水準言語(人間の言葉に近い言語)です。逆に出題頻度の少ないのは、低水準言語(2進法などで書かれたプログラム言語)です。
今回は、高水準言語のコンパイラとインタプリタにつてい説明します。
コンパイラとインタプリタ
コンパイラ方式とは
人間にわかりやすい言語で書き、翻訳プログラムを使って変換させる方式のプログラムをさします。全て読み込んだ後に一気に変換するので、非常に処理速度が速いです。
この変換のことを、コンパイルと呼び、翻訳プログラムのことをコンパイラと言います。
コンパイラ方式の特徴は
処理速度が速い!!
インタプリタ方式とは
1ステップごとに解釈しながら、実行する方式です。
柔軟性に富み、プログラムの修正や複数のプラットフォームへの移植が簡単!
インタプリタ方式の特徴は
プログラムを変更し実行するのが簡単!
コンパイラとインタプリタはこの程度で充分です。
医療情報技師の問題でもっとも問われるのは、どの言語がコンパイラなのかインタプリタなのかということです。
ですので以下の表を参考にしてください。
Cから始まるプログラム言語は、全てコンパイラ方式とかって覚えるのはどうでしょうか?
ん?FORTRANとかPascalは、どうすればいいのか?って。。
それは、気合いです!!!
過去問①
コンパイラ方式の言語に分類されるのはどれか。番号を解答記入欄(14)にマークしなさい。
1)C++
2)SQL
3)XML
4)Perl
5)JavaScript2016年 医療情報師能力検定試験 情報処理系 出題
答えは 1)です。
過去問②
コンパイルを必要とするプログラミング言語はどれか。
1)C
2)PHP
3)Perl
4)Ruby
5)JavaScript2015年 医療情報師能力検定試験 情報処理系 出題
答えは 1)です。簡単ですね。Cが付くのはすべてコンパイラ方式!!
この覚え方、意外と使えるでしょう。
Cが付くのはすべてコンパイラ方式!!
もう覚えましたか?
出題頻度は?
5年間で、2回出ています。
また、上記の表を基にした問題が他に1問出ていました。
5年間で3問くらいですかね。2年に1回と考えると覚える価値はありますね。
今回は、今回は、医療情報技師の情報処理技術系の必須問題③について説明しました。
お読みいただき、ありがとうございました。