情報処理技術系 情報処理技術系の必須問題①
今回は、医療情報技師 情報処理技術系の必須問題①について説明していきます。
2進法⇔10進法⇔16進法
医療情報技師の過去問を解いていくと、この変換問題が毎年出題されていることに気付くでしょう。
「○○進法から××進法で示しなさい」
「2進法で示した○○○と×××の論理積を行いなさい」
などといった問題は、本当によく出題されます。
ここでは、主に変換についてまとめました。
医療系の人には、慣れない領域ですので複雑に感じるかもしれません。
一度理解すれば大丈夫ですので、後回しにはせずにしっかりと取り組んでください。
まず、それぞれの数え方です。
この程度であればいいのですが、大きな数字の変換はパッとは出来ません。
まずは、下の3パンターンをしっかりと理解して下さい。
慣れない人は、10進法を基準として考える方がいいと思います。
10進法→2進法の場合
元の数字を2で割ります。そして下から余りを読んでいけばいいのです。
下から読むのがポイントです。
2進法→10進法の場合
下の図を見てもらえばわかると思います。
2進法での1101を10進法に変換した例です。
1のところに2の冪乗(べきじょう、桁-1)を足していきます。
何度かするとわかってきます。
ここでのポイントは桁-1を指数の値として計算するところです。
間違っても桁乗をしないでください。桁-1です。
16進法→10進法の場合
それぞれの桁を10進法に変換し、16の冪乗(べきじょう、桁-1)を足していきます。
下の図を見てください。
一個ずつ順に変換していけば、簡単です。
落ち着て解いてください。
ここでも桁―1乗することがポイントです。
問題①
それでは医療情報技師の過去問を交えながら説明していきます。
問② 16進法の「3C」を2進法で表したのはどれか。番号を回答記入欄( )にマークしなさい。
1.10001100 2.1111111 3.10011100 4、10001010
第11回 医療情報技師能力検定試験 情報処理技術系(2013年度) 改
上記の問題が出題されたとします。
16進法から一気に2進法をすることは可能です。
しかし、まずは上の3パターンのうちの2パターンを使って解いてみましょう。
まず16進法→10進法に変換します。
次に10進法→から2進法に変換します。
答えは、3番になります。
わかっている人からするとまどろっこしい方法ですが、慣れない人はこの方法でするのがいいのではないかと思います。
どうでしょうか?少しは役立ちましたか。
また改めて違う回に、10進法に変換せずに解く方法やもう少し例題を示して説明します。
(追加次第、リンク致します。)
今回は、医療情報技師 情報処理技術系の必須問題①について説明しました。
お読みいただき、ありがとうございました。